毎年、Pendo はプロダクトマネジメント専門家を対象にグローバル調査を実施し、職業的なニーズ、課題、目標、全体的な現状に関する考えを理解することに務めています。「2021 年度 プロダクトリーダーシップ調査」をご紹介いたします。

今年、初めて日本のプロダクトマネジメントチームが参加することになりました。その回答により、2021 年の日本企業のイノベーション、変革、デジタル体験の優先事項に関連する 7 つの主要なトレンドが明らかになりました。

その中で最も重要なポイントは、プロダクト主導のアプローチは、世界中のデジタル変革において好ましい基盤となりつつあります。しかも、このアプローチを採用し始めた日本のプロダクトチームにとって、この役割の重要性を高める余地がたくさんあります。

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主なポイント:

  • デジタル変革にプロダクト主導のアプローチを導入することで、組織横断的なチームのコラボレーションが成功する理由。
  • プロダクトの利用・定着化とビジネス拡大への影響を高めるために、プロダクトリーダーがチームを位置づける方法。
  • ビジネスプロダクトリーダーが最も関心を持つ分野と持たない分野、プロダクトデータと他の事業システムとのつながりが計画と開発を改善させる理由。
  • 顧客中心の姿勢を維持することが、意思決定においてデータを活用するのと同様に重要な理由。
  • 日本の企業を米国企業の基準で評価する方法。
  • 2021 年に組織が成功するためのその他のインサイト。

日本 vs. グローバル

プロダクトリーダーは、顧客、データ、フィードバックのループからインスピレーションを得ている

日本の製品リーダーは、焦点と方向性を確立するのに適していることを示しています。プロダクトリーダーは、イノベーション手法を構築する際に顧客中心主義を高く評価しており、60% が競合他社ではなくお客様を中心にアイデアを構築しています。

デジタルトランスフォーメーション

日本企業はデジタルトランスフォーメーションに関して、高い確率で部門横断的なコラボレーションを行っている。

デジタルトランスフォーメーションがプロダクトチームの役割として認識されていると回答した回答者はわずか 25% でした。これと比較して、当社の大規模なグローバル調査では、75% 以上がデジタルトランスフォーメーションの取り組みに参加しているとの報告があります。この傾向は、プロダクトのリーダーシップを一元化する必要性を指摘しています。